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住宅点検システムについて
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 家を建ててくれた工務店と疎遠となってしまった、あるいはその工務店がなくなってしまったといった管理工務店不在の住まい手が増えています。こうした住まい手は、我が家に不具合があってもどこに相談してよいかわからず、時には悪徳リフォームの被害者にもなっています。
 住宅のストックとしての価値持続のためには、定期点検や必要な修繕をきちんと管理・実施してくれる管理工務店の存在が不可欠です。そこで、SAREXでは地域の元気な工務店が「管理工務店」として確実に活動できるようにするための住宅点検システムを開発しました。
 本システムは自社施工物件の定期点検・家守りはもちろん、無管理住宅にも活用できます。さらに、中古住宅流通市場への工務店的なアプローチとして、既存住宅のインスペクションとしてもお使いいただけます。日常生活に支障のないように最低限必要な補修を行い、「既存住宅瑕疵保険」を適用できるようにするために必要な費用の概算をその場で算出できる機能をプラスしました。

  スマートフォン・タブレット上で操作する住宅点検システムでは、点検基準に基づく点検箇所、点検項目のチェックシートが表示され、その場で点検結果を入力しながら点検を実施します。
 点検は12カ月点検と5年点検の2種類があり、12カ月点検には、住まい手による自主点検項目が含まれています。自主点検項目は、A4サイズ1枚に納まるボリュームですので、事前に住まい手に送付してチェックしておいてもらう事で、点検の際に住まいの状況をよりスムーズに、そして的確に把握することができるようになっています。
 5年点検アプリは、平成25年に出された国土交通省の既存住宅インスペクション・ガイドラインに準拠しています。
 また、住宅保証機構の「既存住宅瑕疵保険」の保険適用基準にも対応していますので、瑕疵保険が付与できるかどうかも現場ですぐに判断できるものになっています。
 5年点検アプリと連動した補修費概算アプリによって、5年点検でチェックした補修が必要な箇所について、補修工事の内容を選択し、数量(箇所数やu数など)を入力すれば、その場で補修費の概算を提示することが可能です。
 点検アプリの点検項目や補修費の単価はカスタマイズが可能です。 点検終了後は、あらかじめ登録した事務所等の点検担当者のPCにデータを転送しておきます。
 定期点検先でスマートフォン等から送信した点検結果のデータは、帰社後に「点検報告書作成支援システム」をPC上で起動し、このデータを読み込むことで短時間に点検報告書が作成できます。デジカメ等で撮影した写真もPCに保存すれば報告書に貼り込むことができます。

 補修費概算アプリからのデータもメールで送信できますので、PC上で補修費概算見積書も作成できます。 
 作成した点検報告書や概算見積書は、印刷はもちろん、PDFファイルとして、またExcelファイルとしても保存できます。住まい手にメールで点検報告書を送信する際にはPDFデータを、また社内での点検履歴の整理・保存にはExcelファイルというように、様々な使い方ができるようになっています。
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